他者との価格競争の中で売上を伸ばすためには、一円でも安く販売する必要があります。

安く販売するためには、安く仕入れなければいけません。

そのためには仕入れ先と価格交渉が必要です。

仕入れ上手は、商売上手といいますが、仕入れる際に取引先に圧力をかけて仕入れ単価を
安くしたりすることは、あまりいい手段とはいえません。

どちらが立場が上なのか等の概念は捨て、
ビジネスパートナーとしての意識を持って対応する必要があります。

信頼関係が芽生えれば多少の無理も聞いてくれるようになり、仕入れ先との効率のいい価格交渉が
可能になります。

また、日本の仕入れ業者に注文する場合、海外の日系貿易会社を経由して
海外から仕入れている場合がほとんどです。

ということは、直接海外の貿易会社に注文すれば、仕入れ業者の
マージンがすべて経費削減できます。

例えば、年間1000本仕入れ業者から仕入れたとします。

これを定価120円のボールペンを大量購入ということで、1本90円に
値引き仕入れたとすると9万円になります。

仕入れ業者は貿易会社から、1本10円の単価に送料や通関費用、貿易会社のマージンなどの
費用を合わせて1本あたり大体30円程度で仕入れているとすると
合計3万円になり6万円の利益になります。

これを中抜きすれば、6万円の経費削減になります。

貿易会社に頼むには小口注文は対応してくれないようなイメージがあると思いますが、
最近では小口注文も請ける業者もいるようです。

物には限度ということも御座いますので、度が過ぎるほどの少量の注文はさすがに
無理があるかもしれません。

「在庫管理の経費削減」

企業には不良在庫や過剰在庫は付き物です。

在庫とは、販売商品の在庫や原材料の在庫、製造中の在庫等が上げらます。

在庫は資産ですが、必ずしも大きく抱えこんでいいとは限りません。

不良在庫や売れ残った過剰な在庫に資産価値はなく、
無駄な在庫には無駄な費用が掛かります。

この無駄を経費削減するためには、在庫管理をする必要があります。

仕入れ担当者に在庫管理も任せるのでなく、会社自体が在庫管理を
徹底しなければいけません。

仕入れの状況と販売の状況を把握し情報共有し、
過剰在庫になる危険を防いだり、発注書をコンピューターで管理し見やすいように
表にまとめれば、経営者も常時確認できるようになります。

過去にこの方法で5%利益率が向上した会社もあります。

目に見える表にまとめれば、誰もが意識するようになり
在庫管理も徹底でき経費削減につながります。

正しい管理を行えば過剰在庫に陥らず、
適正な在庫を常に維持することができます。